新しいQuick Selector (Pro のみ)
Quick Selectorは2004年12月に導入されました。この機能を使うと、非常に簡単に受信者を有効にしたり、所定の基準に従って選択したりすることができます。これは素晴らしい機能でしたが、前にも述べたように、一度に1つのアクションと1つの基準しか選ぶことができませんでした。当社は、2004年版のQuick Selectorは多くの状況には十分であるため、この機能を保持することにしましたが、基準とアクションをいくつでも無制限に設定できる新機能を追加しました!例えば、この機能は、メッセージを複数の受信者に送信する際に、複雑な選択を作成するのに完璧です。まずQuick Selectorを使って選択を作成してから、「配信 > 選択に送信」メニューを使うだけです。新しいQuick Selectorは、旧Quick Selectorの受信者の「ツール」ボタンおよび新しい「…」ボタンから利用できます。
代替文字付きのタグ
当社はこの新機能を気に入っています。本当に優れた機能であるため開発は非常に難しかったのですが、驚くほど役立ち、ユーザーフレンドリーだからです。この機能をもっと早く実装すべきでした。タグは、受信者リストからメッセージに追加することができる、文字の集合です。リストのどの列にも、同じ名前の付いたタグがあります。必要に応じて名前は変更することができます。例えば、受信者の名前をメッセージに挿入する [名前] タグがあります。データが欠けている場合は問題が発生します。この場合は名前がなくなってしまいます!例えば、メッセージが、「[名前] 様」で始まる場合、「様」だけになってしまいます。代替文字をタグに直接追加する機能を追加することによって、この問題は解決されました。上記の例では、[名前|名字] のようにすることができます。「名前」が空白の場合は「名字」が使用されます。シンプルです!以前のように複雑な条件文を使う必要はありません。タグに '|' を追加し、その後に代替文字を追加するだけです。
ブラックリストに載っているドメイン名または任意の名前
ブラックリストは優れた追加機能でしたが、所定のドメインからの全てのアドレス、または所定の名前が含まれる全てのアドレスをブラックリストに載せる場合に問題がありました。今ではそれが可能になったのです。「@mydomain.com」や、「postmaster@」をブラックリストに載せることができます。前者では「mydomain.com」ドメインに属する全てのアドレスを、後者では任意のドメインのすべての「postmaster」アドレスをブラックリストに載せます。名前やドメインに基づいてブラックリストのアドレスを集合させることが非常に簡単になりました。'*' は Eメールアドレス内の有効な文字なので、ワイルドカード '*' は使用できないことに留意してください。
MLMがウェブインターフェースを備えるようになりました
エラーがウェブブラウザから直接発生した場合に、MLMはエラーメッセージの文字列をもはや表示せず、その代わりにログイン画面が表示されます!ウェブブラウザを使ってMLMをブラウズできることをご存じなかったでしょう。ただし以前のv2では、MLMのURLにパラメータを追加する実行コマンドに限定されていました。以前のようにコマンドを実行することはできますが、コマンドが検出されない場合、ログイン画面が表示されます。MLMのユーザーIDとパスワードを使ってログインすると、リストと統計にアクセスすることができます。新しいインターフェースは、ウェブブラウザだけではなく、iPhoneやiPadでも動作するように設計されています!場所を問わずリストを編集したり、統計を見たりすることができるようになったのです。このシステムによって、受信者の追加、削除および検索、リストの作成とアップロード、統計の表示と削除などができます。また、チェコ語がMLMのサポート言語に追加されました。現在、全てのMLMサービスを英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語そしてチェコ語で顧客に提供できます。
新デザインのハイパーリンクマネージャー
当社は遂に今までのハイパーリンクマネージャーを廃止し、新しい機能を設計することにしました。この機能は、より明瞭で使いやすく、ユーザーフレンドリーになりました。新しい列をリストに追加して別々のIDを保存するという、この新デザインを上手く利用しました。以前のバージョンでは、ハイパーリンクのIDと代替文字は同じものとして扱われました。その結果、異なるリンクに同じ文字を使うことはできませんでした。それが可能になりました。IDはタグ内で使用されてハイパーリンクを識別するので、同じ文字をコンフリクトなしに何度でも使用することができます。これは多く寄せられたリクエストでした。さらに、ハイパーリンクマネージャーを使って文書を保存する際、リンクも保存されるようになりました。文書を友人に送信する場合、リンクが自動的にそのハイパーリンクマネージャーに追加されます。リンクが孤立したタグはもはや発生しません!
複数のローカルリストからの受信者の一括検索と削除
これは多く寄せられたリクエストでした。複数または全てのリストから、受信者を一括検索および削除する機能を追加しました。全てのローカルリストから受信者を削除するには、通常のように操作するだけです。確認ウィンドウが修正され、それによってアドレスをローカルリストまたは全てのリストから削除するかどうかを選択できます。検索についても同様です。検索ウィンドウによって、検索する場所、選択したリスト、所定のローカルリストまたは全てのリスト、を選択できるようになりました。選択したリスト内の検索機能は以前と同様です。その他のリスト内の検索では、リストごとにグループ化された結果が新しいウィンドウに表示されます。行をダブルクリックすると、その行が属するリスト内のエントリに移動します。
統計とMLMサポートへの重要な強化点
MLMスクリプトとMaxBulk Mailerの統合には、多大な作業が伴いました。複数のMLM URLを設定に追加できるようになりました。実際、設定パネルはユーザーが使用する全てのMLM設定を記憶し、ユーザーは、必要に応じていつでもこの設定を選択できます。また、MaxBulk Mailerから直接、リモートMLMリストから受信者を削除することも可能です。統計ウィンドウでは、左側のリストの配信が類似する連続的な主題によってグループ化されるため、複数の類似した配信を一度に選択するのが簡単になりました。実際、多くの場合これらの配信は同じキャンペーンに属します。もちろん、以前のようにフォルダを展開して配信を個々に選択することもできます。同様のことが統計自身にも当てはまります。全てのトラフィックをそのまま表示する代わりに、重複するものをまとめることにしました。同じアクションが何回発生したのかが分かり、またエントリを展開して表示することができます。新たに追加された「設定」パネルでは、自動更新の間隔を変更することができます。HTMLへのエクスポートが強化され、メッセージを送ろうとするときに警告が表示されます。またクリックスルートラッキングは無効になりました。
接続ログへのより簡単なアクセス
接続ログには、MaxBulk Mailerとサーバー間の通信全体のトランスクリプトや、エラーと配信レポートも含まれています。これは問題を追跡するための、非常に重要な情報です。MaxBulk Mailerは全ての接続ログをハードドライブに保存しますが、ログへのアクセスは簡単ではありませんでした。このような問題はもはやありません。全ての接続ログに配信パネルからアクセスできるようになったためです。左側にある詳細表示の三角形をクリックするだけで、全ての接続ログが日付ごとにソートされ適切に表示された、新しいパネルが表示されます。ログの何れかをクリックすると、ログが下に表示されます。